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salamx2の雑談

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アンデルセン賞

児童図書界では非常に有名な「国際アンデルセン賞」という賞があります。
児童書の質の向上を目的に1956年に創設されたもので、その目的に寄与した作家や画家に贈られます。一つの作品ではなく、その作家の全業績に対して贈られるというのが特徴。

イラン人も一人受賞しているんですよ。ファルシード・メスガーリーさんという画家さん。1974年ですから革命前ですね。

歴代の受賞者を見てて気づいたのが、アジアは日本人とそのメスガーリーさん以外受賞者がいないということ。ヨーロッパが圧倒的に多いです。韓国人も中国人もいない、というのは意外でした。
こういう権威ある賞の選考って本当に大変なんでしょうね〜。選考委員が「これはいい。これにしよう」と一致する感じ、というのはどういう感じなのだろう。とても気になります。
by salamx2 | 2007-11-05 03:00 | Comments(2)
Commented by チョムプー at 2007-11-06 22:21 x
そう言われてみれば!中国、韓国がないですね。これは、まずIBBYに関心があるかどうか、そして自国の文化を推薦するときにIBBYとのパイプがあるか、ということももしかしたら関連してくるかもしれませんね。タイは、THAIBBYが発足するまでも、IBBYとコネクションをもつキーパーソンの方がいらっしゃったので、ふとそう思ってみました。
また、こちらの事情に詳しい方に尋ねてみます。
Commented by salamx2 at 2007-11-07 00:07
なるほど。パイプですか。きっとそうなのでしょうね。信頼できる人が推薦したら、やはり気になりますものね。結局、選考委員といえども全ての言語を理解しているわけではないでしょうから、そういった部分が重要になってくるんでしょう。