人気ブログランキング | 話題のタグを見る

salamx2の雑談

salamx2.exblog.jp
ブログトップ

印刷のこと

ご推察のとおり、イランの絵本の印刷はあまりよくありません。
この頃はイランのイラストレーターの作品が原画展で入選することが多くなり、原画を見る機会も増えましたが、それらを見た後で、イランでその原画が絵本になった姿を見ると、あまりの違いに呆然とします。

基本的に色がくらーくなるようです。
なんかむやみに暗いストーリーに感じてしまうんですよね。怖いという感じもします。
これじゃあ描いた本人はショックだろうな、と思います。

折角若いイラストレーターががんばっているのだから、核開発をする前にちょいとこちら方面を援助してもいいのではないかなぁ。
by salamx2 | 2007-01-10 02:50 | Comments(4)
Commented by 出MAX at 2007-01-10 06:38 x
そうですね。
核爆弾より芸術は爆発だ!という
効果がまだ認知がされていないのでしょうか。
いやいやそれを市民に認知させると
政府というのはどの国でも意思統一が難しくなるのでしょう。
政府は核の脅威で脅しても、
政府はいつも藝術の脅威に怯えているのでしょう。
そのくらい創造力とは自由なものです。
国境はないよね。だから政府は困るんでしょうね。 
ははは、マジメスギ~~~。
Commented by チョムプー at 2007-01-10 20:44 x
こういう印刷技術は今日本が一番いいそうですね。ガブリエル・バンサンのように、わざわざ日本での印刷を指定してくる絵本作家さんもいらっしゃるそうです。こういうところで、何か日本が援助したらいいのですが・・・メセナとかね。
Commented by salamx2 at 2007-01-11 06:49
出MAXさん
イランはもともとは文学とか芸術を愛する国だとは思うんですけどねぇ。体制というか、大統領が誰であるか、ということだけで色々なところが変わってしまうというのが悩ましいところです。わりとイランの人は慣れているみたいですが。
Commented by salamx2 at 2007-01-11 06:55
チョムブーさん
長新太さんは、印刷後の色を考えて絵を描いたそうですが、イランほど変わってしまうと、そういう努力もむなしいのかも、と思ってしまいます。メセナ,,,そうですね!そういうところもあるんでしたね。
ところで、バンザンは『アンジュール』が大好きです。