今から6時間ほど前、NHKのBS1で海外ドキュメンタリーが放映されました。
今回の放送は、イランのガシュガーイー族の家畜をつれての大移動を撮ったもの。
ガシュガーイー族はイランにあまた存在する民族のうちの一つで、今でも遊牧をして暮らしている人がいます。その中でも大移動をする人は恐らく凄く少なくなったのではないかと思いますが、さっきテレビで見た家族は、春と秋に2500キロも移動する、ということでした。テレビで見る限り、全て徒歩で。
映像は、ひたすら歩いていくたくさんのヤギや羊と一つの家族を追っていきます。朝起きたら夕方まで歩く。ずっと歩き続ける。「なぜそんなに遠くまで行くのですか?」という質問が愚問に思えるほど、歩く。
分析的な説明みたいなのがあまりなくて(というか聞いてなかっただけかも)、よかったです。