お知らせが後手後手になってしまいましたが、2月いっぱい続く「イラン月間」始まっております!
この「イラン月間」という企画は、様々な分野の研究者が話をする「サロン」を企画してきた
Toi Toi Toiさんと
イラン研究学生機構の共催で実現したものです。期間中4回開催されるサロンに加え、イランの絵本の展示とイラン料理をお楽しみいただけます。
「イラン月間」
2月1日〜29日(月曜日定休)
11:45ー22:00
<サロン>
いずれも16:00-17:30 予約不要。参加費は無料ですが、ワンオーダーお願いします。
2日 神田惟さん「越境する蝋燭立:シーア派聖人崇敬とペルシア語神秘主義詩銘文とを手がかりに」
9日 愛甲恵子「イランの絵本を楽しみたい!」
22日 中村菜穂さんと田代智恵子さん「遥かなるホラーサーン:現代に蘇るペルシア古詩」
29日 大久保弥さん「ペルシア語の取り立て詞」
タイトルだけで明らかですが、わたし以外はみなさんバリバリの研究者です。
そしてすみません。お知らせが遅くて2日の神田さんの回は終わってしまいました。。。サファヴィー朝期に制作された、ペルシア語神秘主義詩が刻まれた蝋燭立を巡るお話で、「越境」というキーワードを使ってこの蝋燭立が背負ってきた意味を解き明かしていらっしゃいました。いやあ、普段なかなか聞けないですよ、こんな専門的な話。22日の詩の回も29日のペルシア語の回もきっとおもしろいでありましょう。
そして、我らが絵本は40冊くらい並べました。店の様々な場所に。
この白い壁はホワイトボードなんですよ。理系の研究者が発表をする時には数式で埋まったりするとかしないとか。
こちらはワーキングスペースです。昼間は仕事や勉強をする方で埋まっていることが多いよう。
レジ横です。ブラティスラヴァ世界絵本原画展でグランプリを受賞した『ボクサー』はここにあります。なにげに『月間ポスドク』が気になりますね。
置けそうなところにはやや無理しても置いています。
夜、外から見るとこんな感じ。楽しげではないですか?

この期間限定で提供されるイラン料理のメニューです。サロンの後の懇親会でも食べられるそうです。美味しいですよ!ぜひお試しください。
というわけで、29日まで続きます。夜遅くまでやっていますので、お仕事帰りにもお立ち寄りいただけまーす。