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絵本『くろいなにか』を7人で読んでみました

イランの絵本展「森が舞台の絵本たち」の期間中、7月13日にイベント「くろいのはなに?」を開催しました。

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ミミズクの表紙が印象的な絵本『くろいなにか』(作:レザー・ダールヴァンド)を読んでみよう、というシンプルな企画です。
シンプルなんですが、「みんなで読んでみる」というのは初めての試み。でも結果、6名の出席者+アイコウで思いのほか楽しく読めました。
一体どういうふうに「読んで」いったかといいますと…

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まず、絵本をめくる前に、この「黒い何か」が何に見えるか、ファースト・インプレッションを書いてもらいました。最後に発表しますよ。
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この黒いの、見れば見るほど気になってきます。作者のダールヴァンドさん、さすがだなぁと。

そして、みなさんが最初の印象を書き終えたら、いよいよ絵本を見ていきます。まず絵をじっくり見て、どんなお話なのかを想像してもらうことにしました。でも一冊全体を想像してもらうのではなく、見開きごとに担当してもらい、前の人のお話を受けて、自分の物語を展開させるという方式。これがすばらしかった。12見開きあったのですが、互いに関係なく見える場面同士でも、みなさん上手につなげていきます。他の人が一体どんなふうにこの絵本を展開させるのだろう、と興味津々でお互いの話に聞き入りました。ここでかなりの盛り上がりを見せて、オリジナルのおはなしがいっちょうあがり。

こうして絵だけで楽しんだあと、文章に移りました。といっても、「読む」わけではなく、耳で楽しむ時間。物語の中にたくさん出てくる「黒い何か」のペルシャ語「イェク・チーゼ・スィヤーフ」という音を注意してもらいながら、ペルシャ語の朗読を聞いてもらいました。この絵本はイランの絵本の中ではかなり文章量が少ない方なので、全ページの全ての文章を読みました。
そうして最後、日本語訳を読んで種明かし。作者ダールヴァンドさんのお話をみなさんと共有しました。さっきできたばかりの即興ストーリーとかなり近しい部分もあったんですよ。またここでひと盛り上がり。

こんなふうに楽しくすごし、最後の最後にみなさんのファーストインプレッションを発表してもらいました。さてさてどんなふうだったかといいますと…

・小動物(すばしこい生き物)
・魔法の石
・キノコ、おかし
・草を燃やし、炭になりはじめているけれど、中は熱々で虹色になっている。
・夜の闇。昼間の光がもれている。
・梅干し

という結果でした。おもしろい!まさにこの絵本『くろいなにか』が表現している世界が現れました。
同じものを見て、隣の人が同じことを考えているんじゃないかと思うのはかなり無理があるってことですね!(キッパリ)。
でもそういう状況の中で、他の人が考えていることに興味を示し、耳を傾け、「おー!なるほどぉ!」と思うことが、この世界をおもしろくする秘訣なんでしょう。『くろいなにか』をみなさんとともに楽しんで、そんな気がしました。

いやあ、おもしろかったなぁ。それもこれも『くろいなにか』のおかげ。ダールヴァンドさんありがとう!
そして、参加者のみなさま、ありがとうございました。

ちなみにこの絵本、展示が終わってからイランから追加注文分が届きました。ご希望の方には1500円+ゆうメール送料215円でお送りいたします。info@salamx2.comまでお申し込みください。

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(始まる前にバラ水ドリンクお出ししました)

by salamx2 | 2019-07-22 00:54 | ehon_1907 | Comments(0)