谷中エスノース・ギャラリーでのイランの絵本展、日曜日に無事終了しました。ご来場いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
今回は多作のイラストレーター、ラーシーン・ヘイリーエさんの絵本の特集ということで、あらすじが作ってある16冊について人気投票を実施しました。
サラーム・サラームの展示によく来てくださる方も、「たまたま入りました!」という方も、ほぼ先入観ゼロでラーシーンさんの絵本と向き合い、それぞれの方法でお気に入りの絵本を選んでくださって、とても嬉しかったです。またやりたくなるな、人気投票。
ではでは、結果を発表してまいりましょう!
もう一位は発表しているので、昇順でいきましょうか。
1位(14票):『マーフ・ティティ、コラーフ・ティティ』文:アフサーネ・シャアバーンネジャード
遊び歌が5編収録されている絵本です。最終日にぐーんと票が伸びました。ほんとのこと言うと、これが一位になるとは思いませんでした。でも改めて見ると、確かにラーシーンさんの絵の楽しさをたっぷり味わえる、まさに「ラーシーン本」だなぁと。
色は二色だけなのに(この水色がまたいい!)、何だか楽しい。とっても楽しいのです。

2位は2冊が同数でした。
2位(13票):『もしもわたしが市長になったら』文:ジハード・ダルヴィーシュ
ずっと一位できてたんですけれどもね…最後の最後で追い抜かれました。
「お腹をすかせたまま眠る人をなくすにはどうしたらいいのか」という問題に真正面からぶつかるブラジリアの少女ジョアナのお話。難しい問題を扱っているけれど、真摯なジョアナの姿勢がまっすぐ心を打つ一冊です。今回並べた絵本の中で、もっともさわやかな風が吹いていたかも。

2位(13票):『馬とリンゴと春』文:アフマドレザー・アフマディ
馬とリンゴの愛の物語です。馬はリンゴと一緒にいたくて、リンゴも馬から離れたくない……。どっちもしゃべったりしないんですが、痛いほどに伝わってくるのはやっぱりこの絵があるからか。馬好きな方に愛されました。ユメが選んだのもこの本。
4位も二冊です。
4位(11票):『若者と詐欺師の仕立て屋』文:シャラーレ・ヴァズィーフェシェナース
色は地味だし、主人公は詐欺師にまんまとしてやられるし、そのくせ結論はモヤッとしているしで、どうなるかなと思っていましたが、ルーミー原作のこのお話しから何かを感じ取った方々が票を入れてくださいました。
「ほんとうに大切にしているものならば、決して目を離したりしないのです」よ。

4位:『どんな色が言ってみて』文:アフサーネ・シャアバーンネジャード
1位の『マーフ・ティティ』の姉妹編と言いますか、こちらも遊び歌絵本です。表紙で遊んでいるかわいい謎キャラは、中でもちょいちょい出てきます。
クルクルしている手書き風文字に痺れた方多数。

というところで今日はここまで!16冊一気に書くつもりだったんですが、無理でした。3回に分けることにします。次回(多分明日の夜)をお楽しみに〜。