さて、何か書けと言われて書かねばならぬとなると、何を書いていいのか、わからぬものですね…
この展覧会に、心を動かされたかというと実はそんなことはなかった…残念!と、いうのが正直な感想です。ビデオ作品、インスタレーションが多く、絵画作品が少なかったのです…
平面の作品をみたい!と、いう勝手な意識を持って行ってしまったことが原因だと思いますが…。以前、イラン大使館で飾ってあた抽象画の作品が印象に残っていて、イランの平面の現代美術をまとめてみてみたいなぁと、いう欲求があったのです。
ただ、何より意味があったことといえば、「イラン現代美術」という「コトバ」に反応して、「よし、行ってみよう~」と、フットワーク軽く動けたということでしょう。
そして、アイコウさんとお茶をしながら、「サラーム サラーム」の今後の展開の話を出来たことでしょうか…
二人して、やはりアンテナを「イラン」という国に対して敏感に反応させている事が出来ている事に当たり前のようでいて、感慨深く思います。
たまたま縁あって、イランという国に赴き、その後も少しづつ広がりを持って新しい世界を紡ぎ出す事ができ、自分の人生の中に思ってもいなかった引き出しがポーンと開いたことに喜びを感じた横浜の一日でした…