イランでボールペンを買うと青いインクのことが多いです。何色かわからないものを買うと大抵青です。
先日まで開かれていたブックフェアで、イランから来ていたカーヌーンのサーエデさんも青いボールペンしか使っていませんでした。
ある時、彼女のボールペンが見当たらなくてわたしが三色ボールペンを貸したことがあったのですが、その時も手渡した瞬間何の迷いもなく青を選んで書き始めました。その一瞬の鮮やかな動きがわたしにとってはやけに新鮮で、「あぁ、こういうふうに青を選ぶ人もいるんだ。無意識に青を選ぶというのはわたしの中にはない感覚だ」と深く印象に残りました。
別にたいしたことじゃ、ないんですけどね。