ペルシャ語に「ナネ」という単語があります。
辞書には、「おかあさん」とか「おばあちゃん」の親しみをこめた口語的表現というような書かれ方がされています。
しかしですね。絵本などを読んでいると、逆のパターンがあるんです。
どういうことかというと、通常「ナネ」と呼ばれる立場の人、つまりおかあさんやおばあちゃんが、呼ぶ人のこと、つまり子どもや孫に向かって「ナネ」と呼びかける場合があるんです。
最初は頭がこんがらがりました。あれ?このセリフっておばあちゃんが言ってるよね?とか…
でもあんまり出てくるものですからもう理解しました。このナネというのは、決まった「立場」のことを意味するのではなくて、呼び呼ばれる人たちの「関係」のことを意味してるんだと。
大変おもしろい言葉だと思います。