salamx2の雑談

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『おともだち ピンク』の「まめちゃんとまもの」

『おともだち ピンク』という講談社発行の幼年雑誌があります。
「ピンク」という直球の名前がついているだけあって、全体的に突き抜けたピンク感のある雑誌です。写真では全くわからなくて残念なのですが、キラキラ加工もしてあるのでピンクが増幅され、もうほとんど神々しささえ感じるピンクです。
で、この、恐らく日本一ピンクにこだわっている雑誌の11月号増刊号に、「まめちゃんとまもの」というイランのお話が載りました。「おんなのこものがたり」というコーナー。4ページにわたる絵と文章で構成されています。
勘がいい方はすでにお気づきかと思いますが、「まめちゃんとまもの」は、『ノホディとかいぶつ』と同じ昔話を元に再話されたもので、まめから生まれた女の子が、自分たちを食べようとしたまものを知恵で出し抜くお話です。
ノホディとまめちゃんにはいくつか違いがありますが、大きな違いはまめちゃんがノホディよりだいぶしっかりしているところでしょうか(いや、ノホディもしっかりしてるんですが、まめちゃんはなんというか、優等生タイプ)。そして、ノホディとはちがったかわいらしさで読者の心を射抜きます。この本の読者がすっと楽しめるようになっているんですね。
でもでもでも…「かわいい」が満載の雑誌ですからね。その中ではやはりやや異彩を放っているかと。「まめちゃんがんばれ!」と外野から声援を送っている次第です。

この号は刊行されてからちょっと経ってしまっていますが(もうすぐ次の号が出てしまう…)、もし手にとる機会がありましたら、ご覧になってみてください。

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# by salamx2 | 2018-11-30 00:33 | Comments(0)

ハーフェズとゲーテ

ペルシャ詩人ハーフェズとドイツの文豪ゲーテの関係に思いを馳せるイベントのお知らせです。

よし世界は沈みゆくとも
ハーフィズよ おんみと おんみとのみ
われは競わん 楽しみも苦しみも
双生児(ふたご)なるわれら与(とも)にせん
おんみのごとく愛しまた飲むことを
わが誇り わが生命(いのち)とせん
いざ響け わが歌よ おのが火に燃えて
汝は古くして しかも新しきが故に
<ゲーテ『西東詩集』岩波文庫、小牧建夫訳より>

ドイツを代表する文豪ゲーテ。その晩年の作品『西東詩集』が生まれた背景には、14世紀に生きたイランの詩人ハーフェズの影響があったことが知られています。若くして名声を得、人生の大半を大作家として生きてきたゲーテが、老年に至ってなぜこんなにもハーフェズに心酔したのか……。とても興味深く、かつ難しいテーマなのですが、今回は難しいことはあまり考えずに、二人の詩を、共通のトピックに沿って味わってみたいと思います。時空を超えた二人の偉大な詩人のつながりを、少しだけ、一緒に感じてみませんか。
ハーフェズの詩は、ご自身も詩人で料理家でもあるレザ・ラハバさん、ゲーテの詩は、タイサラの敏腕マネージャーで美声の持ち主マルクス・グラスミュックさんが朗読します。
イランとドイツの軽食とお酒も準備いたします!

日時: 11月11日(日曜日)15時00分〜 17時00分
会場: タイサラ タイ・カフェ&レストラン http://www.thaisara.jp/
会費: 3,500円 (レザさんレシピのポテトサラダ、ジャーマンソーセージ、ドイツのリンゴ酒、シラーズワイン付)
定員: 20人
スピーカー:
レザ・ラハバ(Reza Rahbar)
マルクス・グラスミュック(Markus Grasmück)
日本語朗読:
愛甲恵子(Aiko Keiko)

ご予約方法:
参加をご希望される際は、Facebookページの[参加希望]ボタンを押し、さらにコメント欄に投稿して頂きますようお願い致します。Facebookでない方はwww.thaisara.jp内の予約フォームからお申込みください。

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illustration: Reza Rahbar

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# by salamx2 | 2018-10-31 10:44 | Comments(0)

イラン グーナーグーン ~絨毯と靴下と絵本~

シルクロードバザールの熱が冷めやりませんが、12日(金)からは大分・由布院で、イランのいろいろが集まる展覧会が始まります!

イラン グーナーグーン ~絨毯と靴下と絵本~
10月12日(金)~11月11日(日)*24日(水)31日(水)休み
10:00~17:00
ギャラリーあり
大分県由布市湯布院町川上1269-8
0977-84-4479
イラン生まれの絨毯と靴下と絵本が並ぶ展覧会です。
グーナーグーンとは、「いろいろな」という意味のペルシャ語。今回の会場となるギャラリーのご主人ありさんの「呪文みたいでおもしろい!」という鶴の一声で展覧会タイトルに採用とあいなりました。
今回サラーム・サラームと一緒に出展してくださるのはtribeさんとOKKOYOKKOさんです。

<絨毯>
tribe (トライブ) ~部族の絨毯と布~
イランを中心とした遊牧民の生活から生まれたラグや道具を扱っています。
今回は、道具として織られた塩袋やサドルバックなど小振りのラグを紹介します。

<靴下>
OKKO YOKKO(オッコヨッコ)~タイとイランのココロアルモノ~
春夏はタイのハンドメイド雑貨、秋冬はイランのおばあちゃんの手編み靴下。
ココロアルモノをテーマに季節ごとに変化する雑貨屋をやっています。

(追記)
絨毯、靴下、絵本に加え、マルシェ・ノスノスさんのイランの楽しい雑貨も並んでいます!どう楽しいかは見てのお楽しみ。

初めての試みですので、どうなるか楽しみです。
由布院にお住まいの方、大分にお住まいの方、九州にお住まいの方、ぜひぜひギャラリーありに遊びにいらしてください!

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# by salamx2 | 2018-10-10 08:04 | ehon_1810 | Comments(0)

シルクロードバザール4!今年は上野の宋雲院

今年もシルクロードバザールの季節がやってきた!
年々パワーアップしているシルクロードバザール。今回は20ものお店が出るそうですよ。
ウイグル・モンゴル・カザフ・キルギス・ウズベキスタン・トルクメニスタン・イラン・アゼルバイジャン・アルメニア・レバノン・トルコ……いろんなものが並びます。すごいですね。まとめ役のノスノスさん、ほんとにすごいです。
そして今年は場所が変わります。どうぞご注意ください。

日時:10月6日(土)・7日(日)
   6日(土) 11:00〜18:00
   7日(日) 11:00〜17:00
場所:宋雲院(上野)
   JR上野駅浅草口より徒歩5分
   東京メトロ銀座線稲荷町駅より徒歩3分
🐪入場無料🐫
20のお店が雑貨やフードを販売します。

✴︎✴︎✴︎ 音楽ライブ&ダンスショー ✴︎✴︎✴︎
10月6日(土):15:00〜
出演:トラペ座×Yaponiyada Azərbaycanlı rəqs/Guliston
10月7日(日):15:00〜
出演:Guliston×駒崎万集
※両日とも投げ銭ライブ(30分程度)です。
ライブ/ショーのあとはお気持ちをお願いいたします。

✴︎✴︎✴︎ ペルシア書道 ✴︎✴︎✴︎
10月7日(日)
つのだひさこ先生

出演者や出店者の詳細はぜひこちらのFacebookページをごらんください。
ほんとに盛りだくさんだなぁ。

サラーム・サラームはめずらしくすでに来年のカレンダーができあがっているので、持っていきます。イブン・スィーナーをぜひチェックしてください。それから、あらすじつきのペルシャ語の絵本はもちろんのこと、8月に福音館書店から出版された『ノホディとかいぶつ』も並べます。買いそびれた方、ぜひこの機会にどうぞ。

お楽しみに〜。晴れるといいですね。
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# by salamx2 | 2018-09-25 21:47 | Comments(0)

『ノホディとかいぶつ』原画展終了しました&改めてノホディのこと

遅くなりましたが、6日(木)に『ノホディとかいぶつ』原画展、無事終了しました。たくさんの方から『ノホディとかいぶつ』の感想や印象を聞くことができて、とても濃密で幸せな時間でした。ご来場いただいたみなさま、誠にありがとうございました。

絵本『ノホディとかいぶつ』は、ナルゲス・モハンマディというイラストレーターがいたから始まった企画です。「ナルゲスの絵で絵本を作りたいですね!」と始まったのです。
そうして、彼女の絵が生き生きとするのはどんなお話だろう、と考えて決めたのが、イランの民話集に載っていたノホディの物語。豆から生まれた小さな女の子が、自分を食べてしまおうとするかいぶつを知恵と機転でやりこめるお話です。

キャラクター作り、ラフ(下描き)、本描きと進んでいくうちに、文章を担当したわたしの方もどんどん物語に入っていきました。
最初の頃は、思わずにやっとしてしまうかいぶつの造形に心が向きがちでしたが、ナルゲスの絵が固まってくると、それに比例するように、小さなノホディがみるみる輝き出しました。

「あたしがいるじゃない!あたしがいく!」
「だっておみずをのまなくちゃ」

小さな体から発せられる、きっぱりとした清々しい言葉。とてつもなく大きなものを前にしても、怖がることもなく、力むこともなく、自然な態度で真っ直ぐ立つことができるノホディに、自分が作り手の側にいることも忘れて魅了されました。ノホディの一番のファンは、わたしです。
それもこれもナルゲスの絵のおかげです。実はナルゲス自身もノホディのように芯の強さを感じさせる人で、わたしはそんな彼女をとても尊敬しています。

そして、そのナルゲスの才能を十分に信頼し、わたしの文章作りをフォローし、多くの人が楽しめる形に導いてくださったのが福音館書店の関根さん。関根さんがいなければ、この本は生まれませんでした。いろんな意味ですごい人です。一緒に本を作ることができて幸運でした。

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<トークイベントでの関根さん(右)。貴重なお話ありがとうございました。もっと聞きたかった!>


そして、6日で22周年を迎えた会場のSEE MORE GLASSさん。ほんとうにおめでとうございます。いつもおいしいごはんやおやつを作って待っていてくれて、ありがとうございます。

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次の一年が、穏やかで、楽しい一年になりますように。
ありがとうございました!

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# by salamx2 | 2018-09-12 13:53 | narges_nokhodi_1809 | Comments(0)