salamx2の雑談

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雨の音は

今日は東京、一日雨なんでしょうかね。激しくもなく、霧のようでもなく、淡々と降っています。「しとしと降る」っていうんでしょうか、こういうのは。

ペルシャ語では、絶え間なく降る雨の音を「ジャルジャル」と表現します。
「バールーン(雨)・ミヤード(降る)・ジャルジャル」
という書き出しで始まる詩もあります。
特に強い雨でなくても使うようなのですが、なんかにぎやかでちょっと楽しい雰囲気。
日本のお笑いコンビにこういう名前の人たちがいたような、、、
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by salamx2 | 2008-05-31 09:37 | Comments(0)

レート

わたしが初めてイランに行った12年前、1ドルは3500リアルくらいでした。その頃は「闇レート」なるものが存在し、バーザールなんかでは4000から5000リアルくらいで換えられたりしました(明細がもらえないので、余った時ドルに戻せないのですけどね)。

そして今日インターネットで調べてみたら、1ドル9000リアルくらいでした。今は「闇レート」はないので(ないと思うので)、どこで換えてもこの値段。なのでちゃんと明細を発行してくれるところで換えます。

インフレ、進んでいます。インフレ率は約20%もあるそうです。
絵本もじわりじわりと高くなってるんですよね。といってもこちらはインフレだけの問題ではなくて、出版社の経営方針の違いが価格にもろに反映していたりします。同じような品質に見える絵本でも価格が何倍かになっている場合があって、がくっとすることがちょっと増えてきました。
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by salamx2 | 2008-05-30 09:53 | Comments(2)

左側の窓

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小さなモルテザーのアトリエ。
玄関を入るとすぐに左側に大きな窓があります。

透けるような薄い白地の布が、ほんの少し開けている窓からの風ではたはた揺らめいていました。その先に見える風景がこの写真です。

屋上?のような何にもないスペースにブルーのハシゴと柵が溶け込んでいます。
本当に何にもないのですが…モルテザーの見つめている風景のひとつです。

工事中のビルがみえますね。
一応、鉄筋の柱の間をレンガを積み立てています。建築的には問題はないのだろうけれど、レンガを使った工事現場を見たときは、「大丈夫なのかな?」と、不安に思ったものです。
今ではイランらしいなぁと思うほどですが…。

今頃は、立派なビルがこの風景の中に建っているのでしょうね。
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by salamx2 | 2008-05-29 05:47 | イランの車窓から | Comments(2)

あの形

昨日の絵本の中のおじさんが描いている糸杉、なんかの形に似てませんか?
なんて、思わせぶりな書き出しをするほどのことでもないのですが、そう、ペイズリーです。この柄があるだけで、なんかオリエンタルな雰囲気を醸し出すあれ。実はこの絵本、ペイズリー柄がどうやってできたのかを物語るお話なんです。
旅に出た孫娘に、約束だった糸杉を贈りたいおじいちゃんが、考えに考え抜いた末ペイズリー柄をあみだし、織物の柄となった糸杉が遠くの孫娘に届いた、というストーリー。フィクションだとは思いますが、糸杉がどれだけ愛されているかがわかります。

ちなみに絵本のタイトル『サルベナーズ』の「サルヴ」は糸杉、「ナーズ」は「かわいい、美しい」という意味で、女性の名前として使われているようです。
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by salamx2 | 2008-05-28 10:10 | Comments(0)

糸杉

e0091706_1141682.jpg糸杉といえば、ゴッホが描いた糸杉が有名ですが、実はあの、細く高くまっすぐな糸杉はイランにもたくさん生えています。ヨーロッパの方では、死の象徴だったりする糸杉。イランでは、美しい女性にたとえます。確かにあの木に喩えられたら嬉しいかも。
しかしながら「死」と「美しい女性」とは、、、なんとも意味深な組み合わせ。

写真は『サルベナーズ』という絵本の一ページ。なにやらおじさんが糸杉の絵を描いています。よく見るとネコかなんかのしっぽが絵筆になってます。
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by salamx2 | 2008-05-27 01:35 | Comments(0)

少年と壁

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色味の少ない服装をした大きな少年が、何層にも張られ、剥がされたポスターの跡がある壁の前をのんびりと通り抜ける一瞬。 赤土で造られた家々が並ぶこの小さな町で、唯一色彩にとんだ壁。その前を人が通るとちょっと、目が追いかけてしまう。 なんてことはないのですがね…
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by salamx2 | 2008-05-26 02:45 | イランの車窓から | Comments(0)

サダコさん

イランで東京の次に有名な日本の都市は、被爆地ヒロシマとナガサキです。
そしてその悲劇は、佐々木禎子さんの千羽鶴のお話から伝えられることも多いようです。

わたしは持っていないのですが、禎子さんのこのお話はイランで絵本になっています。そして、本にはなりませんでしたが、マルジャーンの幻の絵本処女作はこのお話でした。さらに、今年始めには、シャラーレから急にメールがあって、「テレビでサダコのことをやっていた。すごくショックだった。いつか自分も絵にしたいと思った。」と書いていました。

原爆の悲劇をイランの国営放送が放映するということの裏には、色々な政治的思惑もあるでしょう。でも原爆のことは、シャラーレに伝わってよかった、と思いますし、これからもいろんな人に伝わってほしい、と単純に思います。
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by salamx2 | 2008-05-25 02:17 | Comments(0)

「ごきぶりねえさん」の「ねえさん」

わたしが『ごきぶりねえさんどこいくの?』で「ねえさん」と訳した単語は、ペルシャ語の「ハーレ」です。
この言葉は元々「母方のおばさん」を意味する言葉なのですが、ペルシャ語の会話や文章の中では、血縁関係がない女性に、親しみを込めてこの言葉で呼びかけたりします。
「どうしてそうなるのですか?」とイランの人に聞いたところ、
「一般的に父方のおじ、おば、母方のおじ、おばの中で、一番親しみを感じるのが、母方のおば(つまりハーレ)です。なぜなら、この中で最も母親と仲良くするのが母方のおばだからです。よく遊びにきて、長いことおしゃべりなんかをしますからね。だから母親と過ごす時間が多い子どもも自然とハーレに一番親しみを持つようになるんです。そういう意味が底にあって、とても親しい女性をハーレと呼んだりするんです。」
という説明をうけました。
なるほどぉ、と思いました。
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by salamx2 | 2008-05-24 07:06 | Comments(4)

お父さん

ペルシャ語では、ものすごくつらい状況に追い込まれていることを表現する時に
「お父さんが現れた」
と言ったりするようです。
例文としては、
「こんな苦しみ生まれてこの方初めてだ。父さんが現れた。」
という感じ。うそみたいですが。

うー、わかるような、わからないような、、、非常に興味深い表現です。
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by salamx2 | 2008-05-23 01:41 | Comments(0)

salam!

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しばらくアイコウさんにバトンタッチしておりましたが、そろりと復活させて頂きます。

久しぶりにシャラーレの作品が”ぼん!”と、出たので、美人のシャラーレのお姿とともに、ずらりと床に広がる作品を。

シャラーレのお宅へお伺いし、作品を観せてもらいつつ、展覧会の作品を選んでいた時にパチりと一枚。お家の中なので、普段着のままでリラックス。

こうやってみると、やっぱりシャラーレの作品は、パンチのある「赤」がよく使われていますねぇ。
しかも、ほとんどがクレヨンを使用して描いています。しっかりと塗り込められた作品は、モルテザーやマルジャーンの作品のように”描かれていない空間”を生かす絵とは違った、重量感があります。

そして、広げた床にはやっぱり「ペルシャ絨毯」!なんですね。
ちょこっと、みえる靴下は、ソファに寛ぐマルジャーンの足ですよ!

あぁ、こんな和やかでワイワイと集っていたテヘランの空の下の楽しい笑い声をたくさんの人に伝えたいなぁ…
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by salamx2 | 2008-05-22 04:40 | イランの車窓から | Comments(2)