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「イスラームと絵本」

イスラームと絵本の関係について研究なさっている前田君江さんより、展示のお知らせです。
告知遅くなってすみません。あと一週間です!

駒場図書館 展示
「イスラームと絵本 」 2017年5月22日~6月6日
――アメリカ、イギリス、インドにおける多様性教育とマイノリテ ィ・ムスリム子女教育のメディアとして―――
(展示内容)
1. 多文化教育としてのラマダン(断食月)絵本
2. ヴェールをかぶったシンデレラ
――カナダ・イスラーム教徒女子校長の苦悩から――
3. 三大テーマ(ラマダン、メッカ巡礼、ヴェール)の名作絵本
4. 預言者たちが描かれない「預言者物語」
5. インド生まれのポップな絵本「預言者ムハンマド伝」
6. インド発「コーラン物語絵本」

(場所)東京大学駒場図書館(東京大学駒場キャンパ内)・1F展 示スペース
(住所)東京都目黒区3-8-1 (京王井の頭線・駒場東大前駅下車徒歩1分)
(観覧時間)学外の方は、平日午前9時から午後5時まで
      同大学図書館利用証を持つ方は、開館中いつでも観覧可。
      なお、最終日の展示は午後4時まで。期間中、閉館日なし。
      開館時間の詳細はhttp://lib.c.u-tokyo.a c.jp/calendar/

*展示企画責任者  前田君江(東京大学教養学部非常勤講師、絵本翻訳者)
*本展示は、2015年度「絵本学会研究助成」、および、201 6年度「東京子ども図書館・石井桃子奨学研修助成」の研究成果の 一部です。

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by salamx2 | 2017-05-31 12:18 | Comments(0)

1396年へ

春分の日から1年が始まるイラン太陽暦。まさにもうすぐ新しい年を迎えようとしています。
今年のノウルーズの瞬間は…

イラン/テヘラン 西暦2017年3月20日(月)  午後1時58分40秒
東京 西暦2017年3月20日(月) 午後7時28分40秒

です。1週間前の妙蓮寺タイサラでの「ノウルーズを歌おう!」というイベントでナヒードさんが
「西暦の新年は0時で切り替わるから地域によって新年の瞬間は違うけれども、ノウルーズの場合は春分点が基準になるから、世界中どこにいても同じ瞬間で新年を迎えます」
と言っていたのが印象的でした。当たり前なんだけれども、そうだよなぁ、と。自転する地球とともにだんだんと新年が明けていくのもいいけれど、世界のいろんな場所のいろんな時間でみんなが同時に新年の瞬間を迎えるというのも、いいです。

新しい年がいい年になりますように。そう願いながらわたしもその「みんな」の一員となって新年の瞬間を迎えたいと思います。
では、最後にイベントの冒頭でご紹介したSimin Behbahani(1927-2014)の詩を。

چــون درخت فـــروردین پـــر شکوفه شـد جــانم
دامنــی ز گل دارم بـــــر چـــه کس بیــــافشانــــم
ای نسیـــم جـــان پــرور امشب از بــرم بگـــــذار
ور نــــه این چنین پــر گل تــا سحـــر نمی مــانم

Like a tree in spring, my life is full of blossom
I have a lap full of flowers – who should I give them to?
Oh, breeze of life, come to me tonight,
As otherwise, I will not last so full of flowers until dawn

春の樹木のように、わたしの命は今、満開の花を咲かせています
この膝いっぱいの花を、いったい誰の上に降らせましょう
あぁ、やわらかな風よ!今宵わたしのところへ来て
夜明けまでにこの花は、なくなってしまうのですから

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(ナヒードさんが準備してくれたハフトスィーン(7つのS)の鏡に映りこんだわたしたち)
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by salamx2 | 2017-03-19 10:30 | Comments(0)

迎春2017年

あけましておめでとうございます。
穏やかな楽しい一年になりますように。

さて、年明け早々ユメの作品が展示される展覧会がありますのでお知らせを。

MY WAY 2017
志賀絵梨子 ナム・チョイ 藤田夢香
1月8日(日)〜15日(日)
Shonandai MY Gallery

久しぶりですね!わたしも楽しみにしています。

そして、サラーム・サラーム企画の展覧会は、今年は2月のモルテザー展(2/1-28)から。
顔の絵ばかりの展覧会です。こちらもどうぞお楽しみに。

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(ベネツィアで見かけたペットボトルのお花)
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by salamx2 | 2017-01-01 19:01 | Comments(0)

2016年が暮れます

またまた一年が過ぎまして、2016年が暮れようとしています。今年も様々なこと、ありがとうございました。

今年は、3月に妙蓮寺のタイ料理レストラン、タイサラで行われたノウルーズイベントの準備から始まりました。レザ・ラハバさんとの打ち合わせはいつも興味深く、数時間に及ぶこともしばしばでした。「どうやったらペルシャ語のみずみずしい春の詩を参加者のみなさんと共に楽しむことができるだろう」と色々と試行錯誤したイベントで、まことにつたない翻訳ではありましたが、普段人の訳にばかり頼っているハーフェズやサアディの詩をなんとか自分の言葉で訳せたのは大変ありがたい経験になりました。

そして4月には初めてボローニャに行きました。それまでわたしにとって音の連なりでしかなかった、「ボローニャ」。毎年板橋美術館で楽しませてくれる原画展の生みの親のようなボローニャ・ブックフェアは、プロとして自分を売り込みたいイラストレーターたちの静かな熱気に満ちていました。ご飯おいしいし、また行きたいなぁ。

ボローニャから帰ると谷中エスノースギャラリーさんでのモルテザー展。大きな窓から入る春のやわらかい光の中で、モルテザーの動物たちものんびりムードでした。モルテザーの絵で作る缶バッジワークショップでは、名品がたくさん生まれましたよ。

7月は今年で3度目となるボローニャ展関連企画、成増Patinaさんでの絵本展でした。「詩に関する絵本だけの展覧会」という、なかなか挑戦的な内容で抄訳作りも難航しましたが(結局間に合わなくて出せなかったのもあります。トホホ)、やはりこれもやってよかった。詩ってもっと楽しめるんじゃないかなぁ、という気分を少しお伝えできたのではないかと思っています。そして、ルバイヤートを声に出してみよう、というこれまた新しい試みにも多くの方が参加してくださって、とても嬉しかったです。

10月にはシルクロードバザールに参加しました。新たな出会いがいろいろあったのを印象深く思い出します。ゆめ先生によるバラの香りのする文香作りのワークショップもしましたね。

そして最後が、おかげさまで恒例となりつつある原宿シーモアグラスさんでの絵本原画展。今年はAlireza Goldouzianさんの『ニーム・マン・ブーグ』でした。ゴルドゥズィヤンさんはメールの返信が大変のんびりな方で、連絡を取り始めた頃は何度も開催を諦めかけましたが、最終的に素晴らしい原画はちゃんと空を飛び、東京までやってきてくれました。『ニーム・マン・ブーグ』は妙なお話で、これまた訳に苦労しましたが、結局なんだかんだで楽しいから…ゆるす!
今年で4枚目となる太陽暦付きカレンダーは、この『ニーム・マン・ブーグ』からの一枚、「逃げる大臣たち」の絵です。こちらで販売していますので、ご希望の方はぜひどうぞ。
なお、カレンダーは以下のお店でも取り扱っていただいています。
URESICA(東京、西荻窪)、エスノースギャラリー(東京、谷中)、百水(東京、千石)、Calo bookshop & Cafe(大阪、江戸堀)

振り返ると今年は「詩」がキーワードの一年でした。無視していたわけではないけれど、ずっとおっかなびっくり触っていたこの存在に、今年はやや正面からぶつかれたように思います。このキーワードは来年も、多分絵本を紹介している限りずっと、キーワードであり続けます。来年はどんな詩に出会えるかな。楽しみにすることにしましょう。

では最後に小さな小さな詩を。

もし、虹がポケットに入らなくても
悲しまないで
代わりに
ありったけの夢を 入れればいいの

アリーアスガル・セイエドアーバーディ『おいしい風船』より

よいお年を!
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by salamx2 | 2016-12-31 02:49 | Comments(0)

2017年カレンダー

2017年カレンダーはAlireza Goldouzianが絵を描いた絵本『ニーム・マン・ブーグ』より、「逃げる大臣たち」です。

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おじさん4人組が馬に乗って城から逃げ出している場面。逃げているわりには当人たちはいたって平常運転な様子で、様々に皮肉がつまった『ニーム・マン・ブーグ』の世界を的確に表しています。
2016年版はビージャンとマニージェという愛にあふれた二人組でしたが、世の中はかわいいカップルだけでできているのではないですからね!おじさんたちもいて世界なのです(っていう意味を込めて絵を選んだわけではないのですが、結果的に)。

数字部分はこういった感じ。もちろんイラン太陽暦付き。

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カレンダーの体裁についての詳細やご注文方法はこちらからご確認ください。

現在SEE MORE GLASSで開催中のAlireza Goldouzian展(12/2まで)では定価1200円のところ、1000円で販売しています。この機会にぜひどうぞ。
また、凛とした緊張感漂う原画はほんとにすばらしいです。こちらもお見逃しなく!
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by salamx2 | 2016-11-23 10:58 | Comments(0)

シルクロードバザール2と文香のワークショップ 終了しました


連休初日と二日目にあたる8日と9日に錦糸町のシルクロードカフェにて開催された「シルクロードバザール2」、盛況のうちに終了しました。お越しいただいたみなさま、誠にありがとうございました!

ウズベキスタン、キルギス、アゼルバイジャン、ウイグル、イラン、トルコ、モロッコ、エジプト…様々な雑貨や食べ物が並び、それぞれの日にダンスショーがあるという、ほんとに盛りだくさんの二日間。二年前の「中央アジア文化祭」の時もそうでしたが、サラーム・サラームだけのイベントでは会うことができなかった方々と知り合うことができ、「あー、いろいろつながるなぁ。シルクロードだなぁ。大陸なんだなぁ」となんだか妙に気持ちが大きくなって、おもしろかったです。

では、写真を少々。

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サラーム・サラームは入り口近くの窓際の一角に陣取っておりました。無理やりたくさん置いたので、見にくいこともあったかと…すみません。


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いつもは売れない雑貨とかが売れたりして、やはりいつもと違う雰囲気なのでした。雑貨はどれも、イランのどこでどういうふうに買ったかを覚えているので(←記憶力のないわたしにしてはかなり珍しい)、気に入って買った物たちが新たな持ち主のところに行くのはとても感慨深いです。


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そしてその横で開かれました、バラの香りのする「文香(封筒に入れて、送った相手に香を楽しんでもらう香り袋)」作りのワークショップ。11時のオープンはじめからどしどし参加してくださいまして、ゆめか先生大忙しでありました。


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今回の文香は、鮮やかなピンク色のバラのお香を使って作りました。すり潰したお香をイランの古い切手や紙で作った袋にしのばせるのです。ちなみにこの黒いすり鉢はイランで手に入れたもの。ゆめが買ったものですが、わたしも一個買っておけばよかったな。


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そうして様々なオリジナル文香ができあがりましたよ。この1リアルの古切手は1976年のもの。ノウルーズ(新年)記念の切手です。新しい切手も少し準備したのですが、やはり古切手が人気でした。


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鳥さんが「サラーム!」って言ってます。


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かっこいいなぁ。センスある方々ばかりでした。下手なのは写真。すみません…


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これは文香の概念を覆す大きさ。ちょっと高いとこに奉ったほうがよいのでは。ちなみにヒゲのおじさんは11世紀の詩人「ナーセル・ホスロウ」でございます。

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ラブレターに入れる!と公言されていた方はいらっしゃいませんでしたが…これらの文香の行方はいずこ。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
次はどんなワークショップになるでしょう。お楽しみに。


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by salamx2 | 2016-10-12 12:57 | Comments(0)

バラの香りのする文香をつくろう:10/8ワークショップの詳細

あっという間に来週末がシルクロードバザール2です。
8日に行われるワークショップの詳細が決定しましたのでお知らせします!

「バラ水を楽しむ:バラの香りのする手紙を送ろう!」
封筒に忍ばせてひそやかな香りを運ぶ「文香(ふみこう)」。今回はイランで最も親しまれているバラの香りのする文香を作ります。イランの古切手やペーパーを使って文香を2つ作りましょう。
講師:藤田夢香(サラーム・サラーム)
10月8日(土)
1回目:11ー12時
2回目:13ー14時
3回目:15ー17時
*作業時間は30分くらいです。予約の必要はありません。空いた席で順々に作業していただきます。
参加費:700円 バラ水30ml付き

ユメカ先生がいろいろ考えていますよ!会場にお越しの際はぜひご参加ください。

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by salamx2 | 2016-09-29 00:14 | Comments(0)

絵本『ラマダンのお月さま』

ラマダンのお月さま』という絵本が出版されました。ラマダンとはイスラームを信仰する人たちが日中断食をする一ヶ月のこと。日本のニュースでも少しずつこの話題を見かけるようになってきたので、なんとなくは知っているという方も増えてきているのではないかな、と思います。

この絵本は、そのラマダン月をムスリムがどういう気持ちで過ごしているのか、ということを描いた絵本です。
「断食」というと辛い修行のようなイメージですけれど、この絵本の中の人たちは、なんだか楽しそう。日没後のご飯もおいしそうだし、夜更かしもしてるみたいで、ちょっとうらやましいような…(断食月は夜にご飯をいっぱい食べるから、逆に太るというのはほんとによく聞く話)。わたしもイランで断食月にあたった時、同じアパートの方に日没後の夕食にお呼ばれしたりしました。
ご飯を食べる前に一人一人が目を閉じて、ほとんど聞こえないくらいの小さな声でコーランの章句をとなえていた姿が印象的で「あぁ、今この人は神のことだけを考えていて、家族も恋人もだれも邪魔できないんだな」と思った記憶があります。章句を唱えたり礼拝する姿はそれまでにもよく見ていたはずなのに、なぜかこの時の印象が強く残っているのが不思議。

それからもう一つ思い出すのは失敗してしまったこと。断食月が始まった日、それと気づかずに授業の後にうっかりアイスクリームを買っちゃったんです。それでふつうに食べながら道を歩いていたら、なんとなく視線を感じる気がして…で、ようやくバカなわたしは気づいたわけです、その日から断食月が始まったのだと。大好きなアイスは半分残ってましたが、そこからは味がしなかったのを覚えています。わたしは断食するつもりはなかったですし、それによって誰かに咎められることもないのですが、さすがに断食をしている人の前で何かを食べたくはなかったです。今思うと「なんで雑貨屋のおじさん、わたしにアイスを売った?」と思いますが、多分外国人だから断食しないんだろう、と思ったんでしょう。
イランで暮らした10ヶ月で、イスラームというものをわたしなりにもっとも意識したのがラマダンだった気がします。印象深い一ヶ月でした。

これはそんな特別な月ラマダンについての絵本です。前田君江さんのやさしい日本語訳とともに味わってみてください。
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(なんか画像が小さいな…実際は28x22cmですよ〜!)

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by salamx2 | 2016-09-17 01:30 | Comments(0)

シルクロードバザール2

あっという間に夏が過ぎ、秋の風が吹き始めましたね。まだ暑いですが…

さて、サラーム・サラームはこの秋シルクロードバザール2というイベントに参加いたします!

シルクロードバザール2
10月8日(土)と9日(日)
11時〜19時
場所:シルクロードカフェ(錦糸町)
::出店者::
●Atelier Majorca(アトリエマジョルカ):アクセサリー・雑貨
●サラーム・サラーム:イランの絵本・雑貨
●Silkroad partners(シルクロードパートナーズ):ウズベキスタン雑貨
●Sunao(スナオ):ヘナ・アラブ雑貨
●マルシェノスノス:イスラム圏の雑貨
●MAYRAM(マイラム):ウズベキスタン、キルギスの雑貨
●Lilin-manis(リリンマニス):キャンドル

いやはやいろんなモノが集まりそうですよ〜。サラーム・サラームもきばって雑貨と絵本を出します。そして8日(土)には「バラ水を楽しむ:バラの香りのする手紙を送ろう!」(講師:ユメ)というワークショップを行う予定。現在詳細をつめていますので、決まりましたらお知らせしますね。

このほかにも両日ともダンスショーがあり、さらにウズベクやエジプトのご飯も味わえるんだそう。私も食べたいです。というか食べます。
詳細はこちらをご覧ください。

お楽しみに〜。

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by salamx2 | 2016-09-05 21:33 | Comments(0)

8月11日は山の日

みなさま、今年から始まる新しい祝日のこと、ご存知ですか?
今年から8月11日は「山の日」というお休みです。

がしかし、サラーム・サラームのビージャンとマニージェカレンダーは8月11日がお休みになっていません…
ご購入いただいたみなさま、誠に申し訳ありません!痛恨の誤植が(いまごろ)発見されました。
8月11日は今年からお休みですので、ご利用のみなさまには、大変お手数ですが、赤マジックかなにかでキュッと丸でもつけていただき、山に思いをはせつつ夏休みの計画などたてていただきますようお願いいたします。
次回からはこのようなことがないよう重々気をつけて作成いたします。大変失礼しました。
なお、ささやかな正誤表も用意しましたので、ご希望の方はinfo@salamx2.comまでご連絡ください。

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(2004年、イランの山の写真です)
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by salamx2 | 2016-06-02 23:51 | Comments(0)