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salamx2の雑談

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昨日の本、作った人のこと

昨日の『ぼくだよ、ぼくだよ』の作者、ご紹介していませんでしたね。文章はファリーバー・カルホルさんという女性。わたしはこの人が書いた本を何冊も見たことがありますから、多分、ベテランの方だと思います。
絵はネダー・アズィーミーさん。この方はサラームでも本を販売している『おーい!ぼくと友だちにならないかい?』の絵を描いた人と同じで、まだ20代の若い作家さんです。
『ぼくだよ、ぼくだよ』の絵は紙のコラージュ。紙を手で破った時にできる白い部分を効果的に使っていたり、ご飯や絨毯の柄などのリアルな感じを使って絵が甘くなりすぎるのを防いでいたりするところが、うまいなぁ、と思います。
次はどんなコラージュを見せてくれるのか楽しみです。
by salamx2 | 2008-05-10 09:21 | Comments(4)
Commented by ぽこり at 2008-05-10 12:09 x
ファーリーバー・カルホルさんの文章、読んだことなくても、ものすごく魅力を感じます。
「ぼくだよ、ぼくだよ」の終わり方、べったり仲良しより、いいですね。
Commented by シーリ-ン at 2008-05-11 02:05 x
お久しぶりです。毎度、まとめ読みしています。すみません。
実は私もこの絵が気に入って、この絵本買って持っているんです。
じゅうたんやサモワールやケバブの挿絵のコラージュが特に目を引きますよね。
ネダーさんはお若い作家さんなんですね。
私にはなんとなくこのこおろぎは女の子のような気がしてました。「ぼく」だったのね。
先日、本の大展示会へ行ってきました。きっとサラームサラームさんも行かれたのではないでしょうか?ものすごい人ごみで、何がどこにあるのかもよくわからず、とりあえず、イランの写真集だけは買って(笑)帰ってきました。
Commented by salamx2 at 2008-05-11 10:38
ぽこりさま
わたしもこの物語を読んで、ちょっとこの作家さん気になり始めました。
なかなか理解し合えない悲喜こもごもを描いた作品が好きだな、と最近思います。まあでも世の中の物語というのは大体そういうものですかね。
Commented by salamx2 at 2008-05-11 10:44
シーリーンさま
こんにちは!
このこおろぎ、女の子という可能性もあります。お話の中ではどちらかは明記されていないので、女の子と思って読んでも全く問題ないです。男女の訳し分けは、ペルシャ語を日本語にする時の難しいところです。

「本の大展示会」、行かれたんですね。わたしはテヘランに暮らしていた4年前に1度行ったきりですが、ほんとにすごい人ですよね。そしてフライドポテトがたくさん売っているんですよね。思い出します。