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salamx2の雑談

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きず

きず_e0091706_0531737.jpg

「少女」とは、いいがたいこんな女性もおります。
あわいピンクの貼り紙にさらっとした鉛筆の線から、かろやかで楽しい作品のようにも思えます。
が、この少女の両足には、縫ったような傷跡だと思うのですが、ばっちりあります。

でも、ただの「傷口」ではなく「縫い跡」と、いうのがポイントだと思うのです。傷は塞がっている。
傷痕は,抱えているけど…。と、こんな風にみると「なんとも悲しい絵のようですが、そんなことを感じさせないのがすごい所。

なんだか、おどけたような少女の顔で和みます。
口は描かれていませんが…

どこか「毒」が滑り込んでいるのが、マルジャーンの絵の魅力のひとつです。
by salamx2 | 2007-11-22 00:54 | 展覧会 | Comments(6)
Commented by Azuki at 2007-11-22 18:48 x
すっごい好きです!これ!
いいですね~^^東京でも展覧会やって欲しいです♪
Commented by coco at 2007-11-23 00:43 x
きゃっ。驚くよね。ピンクの柔らかさの中からこんなのが飛び出すなんて想像も出来なかった。胸にもあるのかな傷が。色や絵で形でいろいろ表現できる人は素晴らしいね。
Commented by salamx2 at 2007-11-23 08:15
Azukiさま
好きな作品と言って頂いてありがとうございます。
実は、Azukiさんが来てくださった東京での展覧会に、この作品出てたんです。他の作品と並んで展示されていると、見え方が違って、全然違う印象だったりしますよね。ブログにのっかってよかった。
Commented by salamx2 at 2007-11-23 08:27
cocoさま
わたし(アイコウ)もほんとうらやましいです。絵がうまい人。マルジャーンの絵に出会って、線というものの存在感を知りました。
Commented by Azuki at 2007-11-23 19:34 x
失礼しました(汗)
あの時はとても素敵でした;;;;;;また見れてよかったです^^;
Commented by salamx2 at 2007-11-23 23:16
あ!すみません!
Azukiさんを困らそうとして言ったわけではないんです。失礼いたしました!