Alain Bailhacheさんという画家さんがいます。イランの歴史や文化を愛し、30年くらいイランでくらしている人。ペルシャ語の表記では、アラン・バヤシュとしか読めませんが、フランス語の読みとしてあっているのか不明、、、
そのアランさん。イランでたくさん絵本を出しています。シャバーヴィーズから出した本でボローニャに入選したこともあるのです。
写真は、カーヌーンから新しく出た『ふたりの友だち』という本。29x29cmのやや大きめの絵本です。スィールースというイラン人とアランというフランス人の友情の物語で、お互いの国の素晴らしい場所を案内する、というもの。イランの場面もフランスの場面も迫力があって見とれます。他の小さめの絵本でもアランさんの絵を見たことがありますが、彼の絵はこれくらいの版型が一番魅力を伝えると思いました。ペルシャ語とフランス語の両方で読めるようになっていて、アランさんの双方への気持ちの深さが伝わってくる一冊です。
いつか、みなさんにお見せしたいなぁ。