確か日曜日だったと思うのですが、朝日新聞に、古い新聞記事を紹介してそれをネタに何か述べる、というようなコーナーがあります。先日の回は、外国人の東京観光についての記事でした。
記事の内容については特に感じるところはなかったのですが、その古い新聞記事の見出しに、外国人観光客が言った言葉として「銀座よりも浅草が好き」と書いてあったのが妙に印象に残りました。
というのも、去年の10月に日本にやってきたシャラーレちゃんがやはり同じことを言っていたからです。彼女は、わたしがつき合えなかった日、飯田橋から一人で地下鉄に乗り、浅草に行っていました。今思うとかなり勇気ある行動です。それほど気に入ったんですね。
何十年も前から同じことを言われ続けている、外国人観光客に愛される町、浅草。恐らく未来にわたっても同じ地位を保っていくんだろうなと容易に確信できてしまうところが何故か少しこわい。