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あかい はねの ふくろう

昨年の夏、神奈川の平塚市美術館から巡回が始まったブラティスラヴァ世界絵本原画展も7月11日から始まるうらわ美術館で最後になります。これまで4カ所の美術館で開催されたのですが、そのそれぞれで発表された「子ども審査員賞」で常に1位とか2位とかを獲得していたのがこの絵本『あかいはねのふくろう』。翻訳版が出版されましたよ。

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トルコの絵本作家フェリドゥン・オラルさんの作品で、大人の赤い羽がまだ生え揃っていなくて飛べないふくろうのために、色々な奮闘をして「赤く」してあげようとするねずみのお話です。
まず、やっぱり絵がかわいいですよね。ふくろうの表情が豊かすぎないところがいい、といいますか…。遊び相手のいない寂しい時も、ねずみの厚意を素直に受け取るうれしい時も、ふくろうは同じテンションに見えます。でもそれだけに、ちょっとした動きや言葉がすごく生きて、表情の奥の気持ちを感じられる気がするんです。

訳は広松由希子さん。ねずみがふくろうに出会う場面、「ごめんね、びっくりさせた?」というせりふがなんだか好きです。こういうの、自然に言えていいな、と。

そして、編集協力者はわたくしのペルシャ語の先輩である前田君江さん。ペルシャ語だけでなくトルコ語やアラビア語もできるすごい方です。

原画が観られるのはうらわ美術館が最後ですからね。お見逃しなく〜!
(やっぱりうらわでも子ども審査員賞獲るかしら?!)
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by salamx2 | 2015-06-08 23:00 | Comments(0)