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salamx2の雑談

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イランの絵本展「音が聞こえてくる絵本」4/13-21 @Ethnorth Gallery(谷中)

春の谷中で「音」をテーマとするイランの絵本展を開催します。

イランの絵本展「音が聞こえてくる絵本」

会期:4月13日(土)ー21日(日)*18日(木)休み
時間:平日12:00ー19:00、土日11:00ー18:00
(14日はイベント開催のため、15時にて閉場)
会場:the ETHNORTH GALLERRY
東京都台東区谷中3−13−6(03-5834-2583)

「音」が印象的に現れる絵本を特集します。誰かのために歌う歌、楽器から聞こえてくるメロディー、様々なモノがたてる音……絵本の中では色々な音が鳴っています。
イランの絵本の中の「音」に、耳をすましてみましょう。


そして、14日(日)には素敵なゲストをお迎えしてのイベントも行いますよ!

関連イベント:イランの古典音楽について岩崎和音さんに聞いてみよう♪

4月14日(日)16時から17時半

イランの古典楽器サントゥールの演奏家、岩崎和音さんをお招きしてお話をうかがいます。
絵本『春、ぼくらは鳥を呼び、鳥は応えた』(文:A. Ahmadi, 絵:F. Osuli)に登場する音楽用語の解説を端緒として、古典音楽の特徴や魅力、さらにはイラン留学中のエピソードなどをうかがうとともに、絵本の朗読とのコラボレーションやソロ演奏をご披露いただきます(聞き手:愛甲恵子)。

会費:2000円(茶菓子付き)
定員:10名(4/5までにinfo@salamx2.comまでお申し込みください。応募多数の場合は抽選となります)

イランの絵本展「音が聞こえてくる絵本」4/13-21 @Ethnorth Gallery(谷中)_e0091706_16482733.jpg
(DMの写真は岩崎さんのサントゥール♪)



# by salamx2 | 2024-03-18 16:58 | oto_2404 | Comments(0)

『きみは、ぼうけんか』が刊行されました

新しい絵本『きみは、ぼうけんか』(文:シャフルザード・シャフルジェルディー、絵:ガザル・ファトッラヒー、訳:愛甲恵子)がブロンズ新社より刊行されました。

『きみは、ぼうけんか』が刊行されました_e0091706_08322468.jpg

幼い2人の兄妹が破壊された家を出て、多くの困難を乗り越えながら「ぼうけんかのまち」を目指す物語です。

この絵本は、とても緻密に、注意深く練り上げられた作品です。わたしは翻訳を担当する者として繰り返しこの絵本を読みましたが、そのたびに色々な「意図」や「工夫」に気づき、驚かされました。

戦争をテーマにした絵本を作るのは簡単なことではないと思います。そんな難しい仕事を、物語、あるいは想像力に対する確固たる信頼のもと、やりきった作者のお二人に、心からの敬意を表します。

作者のメッセージと併せて、ぜひご覧ください!

# by salamx2 | 2024-02-17 09:22 | Comments(0)

迎春2024年

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

北陸で大きな地震があり、大変な年明けとなりました。
極寒の中、避難されている方、救援を待っている方、救援に当たっている方、どうかご無事で。

迎春2024年_e0091706_15372096.jpg
(イランの出版社Shabavizの壁にかかっている I LOVE...)


# by salamx2 | 2024-01-01 23:56 | Comments(0)

2023年が暮れます。

2023年が暮れようとしています。
今年も一年ありがとうございました。

手帳を見てみたら、今年は新年早々ユメと打ち合わせをしていました。2月のエスノース・ギャラリーさんでの展示をどうしようか、という相談でしたが、モルテザーと、本邦初公開のサルヴェナーズの絵を見ながら色々話していたら、「Tシャツ作りたいねぇ。ふたりの絵を街に放ちたいよね」ということになり、大急ぎでデザインを進めました(ユメが、ですが)。そうして無事にできあがったTシャツたちは、ありがたいことに好評で、真冬の展示だったにも関わらず、多くの方にご購入いただきました。

4月はそのエスノースさんでの展示「Morteza Zahedi & Sarvenaz Farsian Exhibition」が大阪のCalo bookshop & Cafeさんに参りました。4年ぶりのカロさんでの展示では、「前夜祭」も企画していただき、昨年のイランへの旅やイラストレーターたちの様子などをお話しました。モルテザーとサルヴェナーズには短い動画を送ってもらったなぁ。絵の成り立ちなどを話してもらったものでしたが、全く異なる印象の絵を描く2人の個性が垣間見えて印象深かったです。

7月は10回目となるPatinaさんでのイランの絵本展。「ネコが出てくる絵本」を特集しました。思惑通り(!)ネコ好きの方がたくさん来てくださいました。おほほほ。
イランにも動物が活躍する絵本はたくさんありますが、その中でもネコは、数においてもキャラクターのバリエーションにおいても際立っているように思います。これからもネコ絵本に目を光らせてまいります。

秋は10月にペルシアフェスでユメが缶バッジワークショップをしたり、11月のシルクロードバザール(こちらは8回目!)に参加しました。どちらのイベントも多くの来場者を集めていて、改めて、イランやシルクロードに関心のある方って実はたくさんいるんだよなぁ、と思いました。

そして12月はSEE MORE GLASSさんでの「イランの絵本と靴下展」。OKKO YOKKOさんセレクトの手編み靴下とともに、11月30日(絵本の日!)創刊の新しい絵本の雑誌『さがるまーた』に掲載された「わたしの馬たち」(堀川理万子:文とカット、馬の絵:Morteza Zahedi)の馬の絵が会場を彩りました。
モルテザーが自由に描いた馬たちは、堀川さんの言葉によって新たな輝きを得ました。絵と言葉の力……。それを改めて思い知った気がします。

OKKO YOKKOさんとのコンビも4回目。手編み靴下が醸し出すあたたかな雰囲気で、年末の慌ただしさを少しだけ忘れさせてくれる展示を、今年もありがとうございました。

***

今年もたくさんの方のご協力のもと、仕事を進めることができました。本当にありがとうございました。
来年はまた新しい年。大きなことと、小さなこと、両方考えながら、あゆみを進めていけたらと思います。

どうぞよいお年を!

2023年が暮れます。_e0091706_16465140.jpg
(缶バッジワークショップに参加してくれた小さな手。ありがとう)

# by salamx2 | 2023-12-31 17:19 | Comments(0)

イランの絵本と靴下展vol. 4終了しました。

原宿SEE MORE GLASSでの4回目となる「イランの絵本と靴下展〜モルテザーの馬と手編みくつしたは、28日(木)に無事終了しました。
近くから、遠くから、ご来場いただき、ありがとうございました。

モルテザーが描いた四角い馬たちは、紙いっぱいに描かれているのに、不思議と窮屈そうでなく、楽しげで、自由です。堀川理万子さんは、そのモルテザーの馬たちを、イメージとして抽象化するのではなく、そのまんまの形で物語にしてくださいました。考えれば考えるほど、すごいな…と。

わたしの馬たち」については、堀川さん、編集の飯島さんとのインスタライブや、細馬宏通先生とのお話の中で初めて気づいたことが多々あり、とても刺激的でした。改めて、堀川さん、飯島さん、細馬先生に感謝いたします。ありがとうございました。

そして、共に会場をあったかくしてくれたOKKO YOKKOさんセレクトの手編み靴下たちは、今回も安定の人気でした。東アゼルバイジャンの新柄が加わり、イランの靴下文化、まだまだ色々ありそうだと感じた次第。もっともっと見てみたいですね。
インスタライブでの旅のお話も楽しかったなー。綺麗な写真(あのパネルは夜なべだったそうですよ!)と、わかりやすい言葉でイラン旅の魅力を語ってくださって、わたしも行きたくなっちゃいましたよ。特に温泉が気になる。

モルテザーの馬と靴下の展覧会、予想以上に楽しい組み合わせでした。今度は何ができるかな。お楽しみに!

イランの絵本と靴下展vol. 4終了しました。_e0091706_00322221.jpg
(「そろそろ夜にするか」)



# by salamx2 | 2023-12-30 00:39 | mor_kutsushita_2312 | Comments(0)